
ゴキブリになるかカメレオンになるか
スッテンコロリンと転んだら、自動販売機の下に100円玉が落ちているのが見えた、というように、立っていたときには気がつかなくても、転んで始めて気がつくことがあります。
そこで、何かおもしろくないことがあったり、失敗したりしたら、「転んでもタダで起きてたまるか!」とつぶやいてみましょう。
その真意は、「どんなことからでも必ずリターンを得る」という姿勢です。それはお金かもしれないし、経験や知恵かもしれません。
僕自身、これまでもたくさんの失敗をしてきましたが、そのときにいつも考えることは、「これはどういう教訓を自分にもたらしてくれたのか?」ということです。
何が起こっても、自分の不運を嘆くのではなく、それを糧にプラスのリターンを得られるよう、自分の関わり方を変えようとするのです。
これは、自身を変化させることなく3億年も貫くゴキブリのようなものです。つまり、素の自分のままでなんとか対処しようとする姿勢です。
しかし、そこまでしぶとくはなり切れない、という人は、カメレオンになることです。周囲の変化に合わせて、くるくる自分の色を変える。成果主義になれば成果主義に合わせる。グローバル化すればグローバルに合わせる。
これは主体性がないとか、風見鶏になるとか、節操なく生きるという意味ではありません。そうではなく、「反発せず、迎合もせず、柳のようにしなやかに対応する」という、「前進するカメレオン」なのです。


