RSS
bloom2-1

悪いことがあった日を数えてみる

2012年1月27日 |午堂 登紀雄
0

 少年犯罪のニュースが増えると、僕たちはなんとなく、少年犯罪が増えたなあ・・・と感じます。芸能人の麻薬犯罪ニュースが増えると、やはり僕たちは「芸能人の多くは麻薬に手を染めている」という先入観を持ってしまいます。
 ニュースとして価値があるのは悪い事件ですから、流れるニュースの多くは暗い内容で、こんなに平和な日本にもかかわらず、体感治安はますます悪化します。(カフェで荷物を置きっぱなしでトイレに行っても盗まれず、落し物をしても結構な確率で手元に戻ってくるような国は、そう多くありません)

 しかし、ニュースにまったく触れない生活をしていると、自分の身の回りで起こったことが世界のすべてですから、特になにもなければ体感治安が悪化することはありません。

 同様に、悪い出来事はより強い記憶として残り、僕たちはつい過去の良い出来事を忘れて、自分の人生は悪いと感じてしまいます。
 そして、悪い出来事をひきずって頭の中で増幅し、潜在意識下で不幸のリハーサルが繰り返されることになります。

 しかし実際には、悪いことがあった日よりも、何もない日の方がはるかに多いはずです。そこで、自分の人生は最悪だと感じたら、手帳やカレンダーを見て、過去に悪いことがあった日を数えてみてください。
 ね、あまりないでしょう?
 そう考えると、「自分の人生、そう悪いことばっかりじゃないよね」と思えてきます。

午堂 登紀雄
午堂 登紀雄
1971年、岡山県生まれ。
株式会社ブルームコンセプト 代表取締役 共同経営責任者
中央大学経済学部卒・米国公認会計士。

世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルにて、経営コンサルタントとして、IT・情報通信・流通業を始めとした様々な企業に対する経営戦略立案や企業 変革に従事。
2006年、株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。不動産コンサルティングを手がけるかたわら、キャリアプランやビジネススキル アップ、資産運用に関するセミナー、講演で活躍。企業研修、執筆なども精力的に行なっている。
2010年、小山龍介と共同で株式会社ブルームコンセプトを 設立し、現職。 著書に『33歳で資産3億円をつくった私の方法』『30代で差をつける「人生戦略」ノート』 (共に三笠書房)、『頭のいいお金の使い方』(日本実業出版社)、『お金の才能』(かんき出版)。『知的生産力を鍛える「読む・考える・書く」技術』(ダイヤモンド社)などがある。

ABOUT

 

ハックシリーズ著者の小山龍介が編集長をつとめる、ビジネスマンに向けたビジネスウェブマガジン。豪華連載陣、インタビュー記事を中心に、仕事の息抜きに楽しめるコンテンツを提供しています。

ADS
はてなブックマーク
ADS